第26回京都国際学生映画祭の最終審査員を発表します!

今年度の最終審査員を、大江崇允監督、山口淳太監督、山戸結希監督に務めていただきます。
全434作品の応募の中から選ばれたグランプリ、準グランプリ、各最終審査員賞を、映画祭授賞式で発表します。

第26回 京都国際学生映画祭は、京都文化博物館フィルムシアターで、2024年2月10日(土)〜12日(月・祝)に開催されます。

皆さまと共に、すばらしい作品を鑑賞できることを楽しみにしています。

 

最終審査員(五十音順)

大江崇允(映画監督)

1981年、大阪府出身。映画作家。
近畿大学で演劇を専攻し、大橋氏よりフランスの演技システムであるルコック・システムを学び、卒業後も演出や俳優として舞台作品に携わる。その後、映画制作を始め、監督・脚本家として活動。新作映画『鯨の骨』(監督・脚本)(’23)が2023年10月13日より順次全国劇場公開中。
これまでの監督・脚本映画に『美しい術』(’09)、『適切な距離』(’11)がある。ドラマでは演出『君は放課後、宙を飛ぶ』(’18/TBSサービス・東映)、『すべて忘れてしまうから』(’22/Disney+)。脚本では『恋のツキ』(’18/TX)、『ガンニバル』(’22/Disney+)などがある。
映画『ドライブ・マイ・カー』(’21)では共同脚本を手掛け、濱口竜介監督と共に、カンヌ国際映画祭や日本アカデミー賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞などで脚本賞を受賞。

 

山口淳太(映画監督)

1987年生まれ、大阪府出身。2005年にヨーロッパ企画に参加。
映画やドラマ、CM、ドキュメンタリーなど、映像コンテンツの演出・撮影・編集までを行うオールインワンタイプのディレクターとして活躍。『ドロステのはてで僕ら』(’20)は多数の海外映画祭で各賞を受賞し、多くの国で配給された。京都・貴船で全編撮影した最新作『リバー、流れないでよ』(’23)が第15回TAMA映画賞特別賞を受賞。その他の監督作に、クリープハイプのMV「イト」や連続ドラマ「あいつが上手で下手が僕で」「時をかけるな、恋人たち」などがある。

 

山戸結希(映画監督)

映画監督。2012年、上智大学哲学科在学中に、『あの娘が海辺で踊ってる』を独学で監督。2016年、小松菜奈・菅田将暉W主演の長篇『溺れるナイフ』が60万人以上を動員し、20代女性の監督作品において前例なきヒットとなった。2018年、初の企画・プロデュースを務めたオムニバス映画『21世紀の女の子』が、東京国際映画祭にて特別上映。2019年、『ホットギミック ガールミーツボーイ』がNetflixにて世界190カ国に配信。2021年放送の『生きるとか死ぬとか父親とか』にて、初のテレビドラマのシリーズ構成・監督を務める。
RADWIMPS、乃木坂46、back numberら多数アーティストのミュージックビデオや、大手企業の広告映像を手がけ、ジャンルを超えたみずみずしい映像表現に定評がある。