第24回京都国際学生映画祭 プレイベント開催報告

今年度で第24回目の開催となる京都国際学生映画祭。そのプレイベントが1128()にキャンパスプラザ京都にて開催され、過去の受賞・入選監督の作品のバリアフリー上映とスペシャルゲストとの特別対談が実施されました。

新型コロナウイルス感染拡大に最大限留意した上で実施された本イベントには、多くの観客の方々にご来場いただき、会場は賑わいを見せました。
今回のプレイベントでは史上初の取り組みとして、視覚・聴覚に障害をお持ちの方もお楽しみいただけるようバリアフリー対応の作品として2作品を上映いたしました。
日本国内からは、吉田奈津美監督・町田梨華監督の『ひとひら』(第22回最終審査員賞 – 鈴木卓爾賞)と岡田詩歌監督の『ワンダフル千鳥足 in ワンダーランド』(第23回最終審査員賞 – 大九明子賞)、千阪拓也監督の『こちら放送室よりトム少佐へ』の計3作品。海外からは、『Talker』(第23回グランプリ)、『The Coral Guardian』(第23回準グランプリ)、その他に『Young, Fragile』、『Home』、『GROWING PAINS』の計5作品が特別上映されました。
なお、これらの作品は公式WEBサイトより12月5日まで無料でご視聴いただけます。


上映後には、京都大学の木下千花教授と第24回京都国際学生映画祭実行委員、ファシリテーターとしてBrand new day代表・横地由起子さんによるトークショーが催されました。
当日の上映作品の感想を踏まえた上で【映画とは何なのか】という普遍的なテーマを基に白熱した議論が展開され、会場は大いに盛り上がりを見せました。
また、最後には第24回京都国際学生映画祭の最終審査員および入選18作品の発表が行われ、プレイベントは盛会のうちに終了いたしました。

プレイベントが無事、すべてのプログラムを終えましたこと、ご来場いただいた方、またご支援・ご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。