第28回京都国際学生映画祭 開催報告

第28回目となる京都国際学生映画祭は、2026年2月20日(金)から23日(月・祝)までの4日間、京都文化博物館フィルムシアターにて開催されました。今年度は海外から633作品、国内から192作品、合計825作品の応募があり、学生で構成される実行委員により選び抜かれた16作品を上映しました。

【開会式】
主催者を代表し、大学コンソーシアム京都 小原理事長の挨拶が代読されました。また、本年度は京都市長 松井 孝治 様よりビデオメッセージにてご挨拶を賜りました。続いて第28回京都国際学生映画祭 実行委員会委員長 牧野 菜月が挨拶を行いました。ご挨拶後は、「オープニング企画」として、これまで京都国際学生映画祭にお力添えをいただきました監督・関係者の皆様より頂戴しましたビデオメッセージを放映しました。

【作品上映】
映画祭は以下のプログラムに沿って作品を上映しました。上映後には、入選監督および最終審査員によるアフタートークを行いました。

<プログラムA 上映作品>
・『Ru Guo Dang Shi / WHAT IF』
王 子愚 / Wang, Ziyu /19分 / 2024 / 中国
・『米米的猜想 / MIMI』
杨 苗婧 / Yang, Miaojing / 25分 / 2025 / 中国
・『Au Calme Des Cigales / The Calm of the Cicadas』
Sarah Deredec / Camille Collins / Clémence Ansquer / Juliette Le Hir / Chun-i Cheng / Ambre Muamba / Salomé Leroy / Deredec, Sarah / Collins, Camille / Ansquer, Clémence / Le Hir, Juliette / Cheng, Chun-i / Muamba, Ambre / Leroy, Salomé / 5分 / 2024 / フランス
・『お笑えない芸人 / chuckle chuckle』
西田 祐香 / Nishida, Yuka / 75分 / 2025 / 日本


5名の監督・関係者の方々にご登壇いただき、作品の見どころや今後の展望についてお話いただきました。


<プログラムB 上映作品>
・『クナマノブ / Kuna-manobu』
佐藤 優希 / Sato, Yuki / 20分 / 2025 / 日本
・『Fuck the Cistem』
Tajo Hurrle / Hurrle, Tajo / 24分 / 2025 / ドイツ
・『Welcome Home Freckles』
박 희주 / Park, Huiju / 26分 / 2025 / イギリス・韓国
・『Paradox』
吉澤 太陽 / Yoshizawa, Taiyo / 30分 / 2025 / 日本

『クナマノブ / Kuna-manobu』の佐藤 優希 監督・『Paradox』吉澤 太陽 監督にご登壇いただき、作品の見どころや今後の展望についてお話いただきました。

<プログラムC 上映作品>
・『时空裂缝 / Time Lapse』
陈 侃文 / Chen, Unity / 13分 / 2025 / 中国
・『白卷 / Unanswered』
叶尔肯 娜孜丽克 / Like / 30分 / 2025 / 中国
・『보다 보다 / Looky-Loo』
정 지원 / Jung, Jiwon / 18分 / 2025 / 韓国
・『今日も咲く花のように / The Bloom Beyond Time
因幡 大輝 / Inaba, Taiki / 49分 / 2025 /日本


8名の監督・関係者の方々にご登壇いただき、作品の見どころや今後の展望についてお話いただきました。

<プログラムD 上映作品>
・『沉没 / IN THE MIST』
刘 人铭 / Liu, Renming / 5分 / 2024 / 中国
・『모범상 / The Good Student』
박 호범 / Park, Hobeom / 16分 / 2024 / 韓国
・『Landflucht / Fleeing from the Farm』
Anna Dokuchaeva / Sine Juhl / Dokuchaeva, Anna / Juhl, Sine / 5分 / 2024 /ドイツ
・『イマジナリーライン / Imaginary Line』
坂本 憲翔 / Sakamoto, Kensho / 91分 / 2024 /日本


4名の監督・関係者の方々にご登壇いただき、作品に込めた思いや今後の展望についてお話いただきました。

【特別企画】
安田淳一監督 作品上映+トークショー(2/20上映)
上映作品:『ごはん』(118分 / 2017 / 日本)


作品の上映後は、映画製作において意識されていることや、学生監督へのメッセージなどをお伺いしました。

【最終審査員企画】
・田口智久監督上映企画(2/21上映)
ゲスト:田口智久 監督
上映作品:『夏へのトンネル、さよならの出口』(83分 / 2022年 / 日本)


作品の上映後は、アニメーション作品における描写や学生監督へのメッセージなどをお伺いしました。

・竹林亮監督上映企画(2/22上映)
ゲスト:竹林亮 監督
上映作品:『大きな家』(123分 / 2024年 / 日本)


作品の上映後は竹林監督にご登壇いただき、『大きな家』を制作されたきっかけや、学生時代に映画製作をされていた時のお話などをお伺いしました。

・山中瑶子監督上映企画(2/23上映)
ゲスト:山中瑶子 監督
上映作品:『あみこ』(66分 / 2017年 / 日本)


作品の上映後は、『あみこ』の描写や、学生監督へのメッセージなどをお伺いしました。

【レセプションパーティー】
映画祭2日目の夜に、協賛企業の鳥貴族(エターナル・ホスピタリティグループ)様のご提供のお料理を囲み、入選監督・関係者の皆様との交流会を開催しました。


【授賞式】
最終日には、授賞式および閉会式を挙行しました。まず「実行委員会賞」の発表が行われ、『お笑えない芸人 / chuckle chuckle』に賞が贈られました。

続いて「最終審査員賞」が発表され、以下の3作品に、それぞれ賞が贈られました。田口智久賞として 『Landflucht / Fleeing from the farm』に、竹林亮賞として『イマジナリーライン / Imaginary Line』に、山中瑶子賞として 『모범상 / The Good Student』にそれぞれ賞が贈られました。


続いて、準グランプリとグランプリが最終審査員より発表されました。準グランプリは『Welcome Home Freckles』、「グランプリ」は『米米的猜想 / MIMI』がその栄誉に輝き、トロフィと賞状が贈られました。
本年度も世界中から多くの学生映画の応募があり、映画への熱い想いが込められた作品を上映することができました。また、関係者の皆様にご協力・ご支援をいただき、そして多くの観客の皆様にご来場いただきましたこと、心より感謝申し上げます。


京都国際学生映画祭は、映画を中心とする文化の発展に寄与できるよう、今後も精力的に活動を続けてまいります。第29回京都国際学生映画祭もよろしくお願い申し上げます。