応援メッセージ動画まとめ!
第25回を迎える京都国際学生映画祭に向けて、様々な監督からメッセージをいただきました。
こちらからご覧ください。
■犬童一心氏(映画監督)
■早川千絵氏(映画監督)
■李闘士男氏(映画監督)
第25回京都国際学生映画祭・最終審査員コメント
応募された381作品から実行委員が選出した16作品をご覧いただきました。
YouTubeはこちらhttps://youtu.be/YiOj6V1oDgs
■堤幸彦氏(映画監督・演出家)
YouTubeはこちらhttps://youtu.be/26B9hazbaAc
■敦賀零氏(脚本家)
2012年入選監督
京都国際学生映画祭さんにはいい思い出しかないです。
宿や懇親会の手配も完璧だし、委員会の皆さんも一生懸命でした。
それらのホスピタリティが抜群だったことに加えて、特に印象的だったことが二つ。
一つは、映画祭の大賞決定時の議事録を書面にまとめて共有してくれたこと。同世代の監督たちの応募作の傾向や、各作品の講評と、大賞作品の選定理由。それらが開示される映画祭というのは、僕が参加した自主映画/学生映画の映画祭の中だと、京都国際学生映画祭さんだけでした。この書類が非常に為になりました。
また、当時の審査員だった方から、「学生たちの作品の多くが自分語りに終始しているが、縁もゆかりもない学生の話に興味がない」といった旨の話を後の懇親会で聞くことが出来たのも収穫でした。これは以降の創作活動において、とても大きな指針の一つとなりました。
もう一つは、海外の監督の作品を観たり、監督本人と交流できたことです。海外の同世代の監督の作品はどれも独創的で、日本人とは違う視点で制作されていること、また、単純に海外の風景というのはそれだけで興味をそそられることなど、普段海外の商業作品にしか触れてこなかった当時の僕には大きな衝撃でした。
それから、当時の僕の応募作品はラブコメディだったんですが、それに対して同席した海外の女性監督から「聖書のようだった」と評されたのは今でも覚えています。彼女が何を思ってそんなことを言ってくれたのかは今もって謎ですが、同じ作品を観ても日本人には「くだらない」と評されることもあったので、本当に作品の感じ方というのは色々なのだなぁと、これもまた非常に得難い経験となりました。
僕は当時、大賞を貰う事が出来なかったので悔しい思いもしたんですが、実行委員の皆さん、並びに当時の審査員や参加者の皆さんのおかげで、とても清々しい気分で映画祭を終えることが出来ました。普通は入選しても大賞をもらえなかった映画祭には苦い思い出の方が強く残るんですが、それがほとんどないというのも、京都国際学生映画祭さんの稀有な点だと思います。
そして何より、入選から十年の時が経っても映画祭の皆さんが応援してくださること。これが最大の魅力のように思います。
ご応募を検討されている方には、心から出品をお薦めいたします。
■周防正行氏(映画監督)
撮りたい!その衝動のような心の叫びを抑えきれずに、カメラを手にする。しかし撮り始めてみると、実は何を撮りたかったのかわからなくなることがある。それでも考えて考えて、試行錯誤を繰り返す。
そうしているうちに、ああ、これが撮りたかったのだ、と気づくこともあれば、完成した映画を見て初めて撮りたかったものがわかったり、最後まで何を撮りたかったのかわからず、途方に暮れることもある。それでも、勇気を持って始めるしかない。一体、自分が何を撮りたいのか知るために。表現せずにはおれないという衝動こそが「映画」の源だ。
■中島貞夫氏(映画監督)
YouTubeはこちらhttps://youtu.be/TvNbdME_DM0
■松井大悟氏(映画監督)
YouTubeはこちらhttps://youtu.be/4h0OY-QNhSU
■芋生悠氏(俳優)
第22回(2019年)映画祭、最終審査員賞受賞作品『ひとひら』で主演を務められました。
学生の皆様へ
皆様は日々映画と向き合い、仲間達と切磋琢磨されている事かと思います。その時間は日常とは切り離された特別な時間で、楽しいことも苦しいこともすべて一つの作品をつくる為にある特別な感情です。きっとそれぞれに映画への思いがあるはずです。
そして、映画は映画館のお客様の目に触れてこそやっと報われるような繊細な生き物ですが、努力と相反しどんなに結果が付いて来なかったとしても作品を0から生み出したというだけで本当に素晴らしいことだと分かっていてほしいです。
皆様は可能性しかありません。枠にとらわれず、世界中の人達を驚かしていって下さい。
私も共に精進いたします。
益々のご活躍をお祈り申し上げます。
■加藤マニ氏(映像ディレクター)
第9回(2006年)映画祭にて作品『Kinkiri』で入選。
第19回プレイベントゲスト
もう16年も前のことになりますが、「わたしが作ったものによって、初めて別の街に出かけていくことができた」というのが、京都国際学生映画祭にノミネートいただいた時に最も強く感じたことかもしれません。
それは「わたしがいなければ、わたしが作ったものは存在し得なかったけれど、わたしが作ったものが、わたしの予想より遥か遠くまでわたしを連れて行ってくれることがある」ということの発見でもありました。
これは作品を制作することへの付加的な喜びになりました。もちろん作品が生み出せたことだけでも大変な幸福ではあるのですが、それがより多くの人のもとに広がっていき、自分自身もまた、予想だにしない所(それは空間だけに限りません)に移動してしまうことこそ、作品をつくり続けることへのエネルギーになっているような気さえしています。
「自分の作品をつくりたい」という欲求は、もしかすると「どこか遠くへ行きたい」と同義だったのかもしれません。お互いどこに向かって、次はどこにたどり着くのか楽しみです。たまには後ろを振り返って、道中に見える自分が作ったものたちを眺めるのも悪くないかもしれません。
■岩井俊二氏(映画監督)
YouTubeはこちらhttps://youtu.be/3w_DqmbdW_M
■ヤン ヨンヒ氏(映画監督)
■石川慶氏(映画監督)
YouTubeはこちらhttps://youtu.be/vVFbIeHeRXQ
■佐伯日菜子氏(俳優)
YouTubeはこちらhttps://youtu.be/B8aqpmSmj9Q
■前野朋哉氏(俳優・監督)
第11回(2008年)本映画祭 準グランプリ受賞
YouTubeはこちらhttps://youtu.be/Kkwo2IoneTo
■行定勲氏(映画監督)
第24回京都国際学生映画祭・最終審査員
YouTuneはこちらhttps://youtu.be/z_BXHPSvszY
■矢田部吉彦氏(前東京国際映画祭プログラマー)
YouTubeはこちらhttps://youtu.be/Oz1Es_w1re4
■二宮健氏(映画監督)
第15回(2012年)に『第童貞の大冒険』で観客賞受賞。
2014年には近藤啓介、永田佳大と共同監督を務めた『小村は何故、真顔で涙を流したのか?』で第17回京都国際学生映画祭・長編グランプリ(最高賞)を受賞した。
2018年には第21回京都国際学生映画祭の最終審査員を務めた。
YouTubeはこちらhttps://youtu.be/kfNJrLolcus
■小林達夫氏(映画監督)
第10回(2007年)映画祭 『少年と町』でグランプリ受賞。
第23回京都国際学生映画祭(2020年)では、最終審査員を務めた。
YouTubeはこちらhttps://youtu.be/OxEoxAIH9_I
様々な方に応援され、25年の歴史を紡いできた京都国際学生映画祭。
2月10日(金)~2月19日(日)は、オンラインで今年度の入選作品をご覧いただけます。
詳細はHPをご覧ください。